各種検査
各種検査

院内で行う検査は、大きく分けて血液検査や尿検査の検体検査と専用の機械で体を検査する生理機能検査の2つの種類があります。
項目をクリックすると、詳細をご覧いただけます。
| AST(GOT) ALT(GPT) |
肝臓や心臓などの臓器に障害があると上昇します。 |
|---|---|
| LDH | 肝臓や心臓、血液細胞などに異常があると高くなります。 |
| ALP | 肝臓や胆道、骨の疾患、小児も高値を示します。 |
| γ-GTP | アルコール性肝臓障害に敏感に反応し上昇します。 |
| 総ビリルビン(T-BiL) | 黄疸や肝臓機能障害のときに高くなります。 |
| アルブミン(ALB) | 肝臓で作られるたんぱく質で、栄養状態も反映します。 |
| A/G比 (アルブミン・グロブリン比) |
異常値は通常低下し、肝臓機能、腎臓機能の障害などが分かります。 |
| Fib4index | 年齢、AST、ALT、血小板数の4つのデータから肝臓の硬さ(線維化の度合い)を計算して推測する検査の数値です。 |
| 尿素窒素(BUN) | 体内で生成された尿素の量を示します。 腎臓の働きが悪くなると高くなります。 |
|---|---|
| クレアチニン(CRE) | 筋肉で生成される物質で、腎臓の働きが悪くなると高くなります。 |
| eGFR | 腎臓の働きが低下すると低くなります。 |
| 尿酸 (UA) |
細胞内のプリン体が分解してできた老廃物の量がわかります。持続的に高いと痛風になりやすく、腎臓機能の低下でも高くなります。 |
| FENa (ナトリウム排泄率) |
腎臓の働きを調べる検査で、血液中のナトリウムがどれくらい尿に排泄されているかを示す割合です。 |
| FEUN (尿素窒素排泄率) |
急性腎障害の鑑別において、腎前性と腎性を区別するために使用される検査指標です。 |
| FEUA (尿酸排泄率) |
腎臓が血液中の尿酸をどれくらい尿へ排泄しているかを調べる検査です。 |
| アミラーゼ(AMY) | すい臓や唾液腺の疾患で上昇します。 |
|---|
| 総蛋白(TP) | 肝臓や腎臓機能の障害で変動し、栄養状態も反映します。 |
|---|---|
| アルブミン(ALB) | 肝臓で作られるたんぱく質で、栄養状態も反映します。 |
| A/G比 | 異常値は通常低下し、肝臓機能、腎臓機能の障害などが分かります。 |
| 血糖(血清) | 食事の影響を大きく受けますが、糖尿病では高くなります。 |
|---|---|
| HbA1c (ヘモグロビンA1C) |
過去1~2ケ月間の平均血糖値を反映します。 |
| グリコアルブミン (GA) |
過去約2週間の平均血糖値を反映します。 |
| インスリン | すい臓から分泌される血糖値を下げるホルモンです。 |
| HOMA-R (インスリン抵抗性指数) |
空腹時の血糖値とインスリン値から体のインスリンの効きにくさを測る検査値です。 |
| HOMA-β (インスリン分泌能) |
すい臓からインスリンを出す能力(インスリン分泌能)を示す検査値です。 |
| C-ペプチド | すい臓でインスリンが作られるときに同時に切り離される物質です。インスリン分泌能を推測することができます。 |
| CPI (Cペプチドインデックス) |
すい臓からインスリンが出る力を調べる為の計算で、糖尿病の治療方法選択の目安にします。 |
| 総コレステロール (T-CHO) |
動脈硬化や虚血性心臓疾患の診断、経過観察に有用です。 |
|---|---|
| HDLコレステロール (HDL-CHO) |
善玉コレステロールで低値の場合は動脈硬化や虚血性心疾患に注意が必要です。 |
| 中性脂肪 (TG) |
食事の影響を受けますが、多すぎると動脈硬化の危険因子です。 |
| LDLコレステロール (LDL-CHO) |
悪玉コレステロールで高値の場合は動脈硬化や虚血性心疾患に注意が必要です。 |
| nonHDLコレステロール (nonHDL-CHO) |
総コレステロールから善玉(HDL)コレステロールを引いた値で、動脈効果を引き起こす「すべての悪玉コレステロール」をまとめて表す指標です。 |
| HDL/LDL比 (動脈硬化指数) |
動脈硬化のリスクを測る大切な指標で、2.0未満になるように努めましょう。 |
腎臓機能や脱水状態など体液中の電解質のバランスをみて、体全体の状態を診断します。
| ナトリウム(Na) | 体内の水分調節に関与しています。脱水症などになると上昇し、腎不全や甲状腺機能低下症などで低下します。 |
|---|---|
| クロール(Cl) | 体内の水分調節に関与しています。脱水症などで高くなり、嘔吐や下痢症状があると低下します。 |
| カリウム(K) | 神経や筋肉の働きを調整しています。低いと神経麻痺が起こることも。高すぎると不整脈を発症する可能性があります。 |
| カルシウム(Ca) | 高値では悪性腫瘍や多発性骨髄腫などの骨代謝の異常が疑われ、低値の場合は悪性腫瘍のほか、甲状腺機能亢進症、内分泌異常などが疑われます。 |
| 無機リン(IP) | 腎臓や副甲状腺などの病気を調べる検査です。腎機能障害では高値に、副甲状腺機能障害では高値・低値になります。 |
| マグネシウム(Mg) | 神経や筋肉、代謝の働きを調べる検査です。 |
| 亜鉛(Zn) | 味覚障害、皮膚炎、貧血、成長障害などの原因となる亜鉛欠乏症の診断および病態を評価します。 |
| アルドステロン | 腎臓の上にある副腎皮質から分泌され血圧と水分、電解質の調整を行うステロイドホルモン(鉱質コルチコイド)です。高血圧の原因を調べます。 |
|---|
| BNP | 心不全の指標として、心臓の元気度が分かります。心不全のように心臓に負荷がかかる状態になれば増加します。 |
|---|---|
| CK | 筋肉にある酵素で、高いときは筋肉の細胞が壊れたことを意味します。激しい運動後も高くなります。 |
| 血小板数(PLT) | 数が少ないと出血しやすくなります。止血機能をみています。 |
|---|---|
| PTーINR | 血液の凝固能力を見ています。 |
| TSH | 脳下垂体から分泌される甲状腺を刺激するホルモンです。 |
|---|---|
| FT3 | 甲状腺ホルモンで、甲状腺ホルモンの全身への作用の程度を調べます。 |
| FT4 | 甲状腺で作られるホルモンで、甲状腺がホルモンを作る能力を見ています。 |
| 抗TPO抗体 (TPOAb) |
甲状腺の自己免疫疾患である橋本病(慢性甲状腺炎)やバセドウ病を診断・評価するための重要な指標です。 |
| 赤血球数 (RBC) |
数値の低下で貧血の診断ができます。これらの結果から総合的に貧血の原因が推測できます。 |
|---|---|
| ヘモグロビン(血色素量) (Hb) |
赤血球の中にある酸素とくっつくタンパク質の量です。 |
| ヘマトクリット(赤血球容量) (Ht) |
血液全体の中に赤血球が占める割合を示します。 |
| MCV 平均赤血球容積 |
赤血球1個の平均的な大きさを示します。MCH、MCHCと合わせて赤血球恒数と呼ばれ、貧血の種類や原因を調べます。 |
|---|---|
| MCH 平均赤血球ヘモグロビン量 |
赤血球1個の中に含まれているヘモグロビン(血色素)の平均的な量を示します。 |
| MCHC 平均赤血球ヘモグロビン濃度 |
赤血球1個の中にヘモグロビン(血色素)がどのくらいの濃度で含まれているかを百分率(%)で表した数値です。 |
| 鉄(Fe) | 鉄欠乏性貧血で低下します。 |
|---|---|
| UIBC(不飽和鉄結合能) | 鉄欠乏性貧血で上昇します。 |
| フェリチン | 体の中の鉄の貯蔵量です。 |
| TSAT (トランスフェリン飽和度) |
体内の鉄分がどれくらい運ばれているかを示す割合。低い場合は鉄欠乏性貧血や隠れ貧血(潜在的鉄欠乏)の可能性が疑われます。 |
| CRP | 炎症があると増えます。健常人は0.3以下です。 |
|---|---|
| 白血球数(WBC) | 身体に細菌が感染し炎症が起これば増減します。 |
| 好中球% (NEUT%) |
細菌感染などで増えたり減ったりします。 |
|---|---|
| リンパ球% (LYMPH%) |
ウイルス感染などで増えます。 |
| 単球% (MONO%) |
白血球の中で最も大きな血球で、感染症の回復期、慢性炎症、血液の病気などで増加します。 |
| 好酸球% (EO%) |
アレルギーや寄生虫感染で増加します。 |
| 好塩基球% (BASO%) |
白血球全体の中で最も割合が少ない細胞です。アレルギー疾患等で増加します。 |
| 一日推定食塩摂取量 | 尿検査(尿クレアチニン、尿ナトリウム)で1日の食塩摂取量の概算値がわかります。塩分の取りすぎに注意しましょう。 |
|---|
尿に含まれる成分を調べているスクリーニング(ふるいわけ)検査です。
| ウロビリノーゲン | 肝臓機能のスクリーニング検査です。 |
|---|---|
| 潜血 | 尿路(腎臓・尿管・膀胱)からの出血がわかります。 |
| 蛋白質 | 尿中のタンパクの有無、腎機能のスクリーニング検査です。 |
| ブドウ糖 | 尿中の糖の有無、糖尿病のスクリーニング検査です。 |
| ケトン体 | 長期の欠食や下痢、糖尿病などで陽性になりやすくなります。 |
| ビリルビン | 肝臓機能のスクリーニング検査です。 |
| 亜硝酸塩 | 尿路細菌感染のスクリーニング検査です。 |
| 比重 | 尿の濃縮度がわかります。 |
| 白血球(尿) | 尿中の白血球量、尿路感染のスクリーニング検査です。 |
| PH(尿) | 尿の酸性・アルカリ度を表します。 |
顕微鏡で尿に含まれる成分をみます。
| 白血球 | 尿の中に含まれる白血球数で、膀胱や腎臓の炎症をみます。 |
|---|---|
| 赤血球 | 尿の中に含まれる赤血球(血液)数で尿路からの出血がわかります。 |
| 扁平上皮 | 尿の中に含まれる尿道や表皮の細胞で、多くは採尿時の混入です。 |
| 尿路上皮 尿細管上皮 |
尿の中に含まれる膀胱や腎臓の細胞です。炎症があれば増えます。 |
| 硝子円柱 | 健常な人でも激しい運動後や脱水などで一時的にみられますが、数が多い場合や続く場合は腎障害の疑いがあります。 |
| 上皮円柱 | 腎臓の尿細管が障害を受けているときに出やすくなります。 |
| 顆粒円柱 | 腎臓の尿細管が障害を受けているときに出やすくなります。 |
| 細菌 | 膀胱炎など尿路細菌感染をみます。 |
血液中の酸素と二酸化炭素の量、および体の酸とアルカリのバランス(PH)を調べる検査です。
| PH | 血液が酸性やアルカリ性に偏っていないかをみます。 |
|---|---|
| PCO2 二酸化炭素分圧 |
血液中の二酸化炭素の量で、 二酸化炭素がうまく排泄されているかをみます。 |
| PO2 酸素分圧 |
血液中の酸素の量で、体内に十分な酸素が入っているかをみます。 |
| HCO3- 重炭酸イオン |
血液中の重炭酸イオンの量で、代謝の指標です。 |
| tCO2 総二酸化炭素量 |
血液中に存在するすべての二酸化炭素を示す指標で、主に代謝(腎機能や消化管からの影響)の状態を評価します。 |
心電図
不整脈、狭心症、心筋梗塞などを調べることができます。
ABI
(足関節上腕血圧比)
足首と腕の血圧を同時に測ることで動脈の詰まり具合を調べる検査です。
眼底検査
目の奥にある網膜や血管、視神経を写真や専用の機械で見て、緑内障や糖尿病網膜症、動脈硬化などを調べる検査です。
DPN検査
(簡易神経伝導検査)
糖尿病の3大合併症のひとつである糖尿病性末梢神経障害(DPN)を早期に見つけるための簡易的な神経伝導検査です。
超音波検査
甲状腺エコー
甲状腺の大きさや形、しこりの有無を調べます。
腹部エコー
肝臓、胆嚢、膵臓などのおなかの臓器を観察して、脂肪肝、胆石、がんなどの病気を調べます。
頸動脈エコー
首の血管の動脈硬化の程度を調べる検査です。
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